julia : 基本操作

Last Change: 12-Jun-2015.
author : qh73xe

ライブラリの導入

julia のライブラリ導入は R のように対話式インターフェースから行います. とりあえず,以下の構文でライブラリが導入されます.

Pkg.add("hogehoge")
  • hogehoge の部分がライブラリ名
  • 基本的に git で管理されているようです.

導入したライブラリを使用するには,以下の宣言を行います.

useing hogehoge

文字列処理

とりあえず, pythonR と比較して 文字列の記法が異なるので戸惑うかもしれません.

とりあえず,文字列の結合演算子は積 * です. これは, + が,基本的には交換則が成り立つイメージがあるのに対し, 文字列は交換則が成り立たないためだそうです.

ファイルパス関係

パスの操作を行う場合,基本的に python と似たようなことができます.

例えば ~/Documents/hogehoge.text というパスを考えます.

  • linux で julia を使っている場合のみかもですが,’~/’ の表記が効きません
    • そのため,ワーキングディレクトリを一旦 home に移動したうえで作業を行います.
cd(homedir())
filePath = "./Documents/test.txt"

このうちファイル名(test.txt)のみを取得したい場合, basename 関数を使用します.

basename(filePath)

また,拡張子を除きたい場合以下のようにします.

name, ex = splitext(basename(filePath))

今度はあるディレクトリ内にあるファイル(ディレクトリ含む)の一覧を取得してみまし ょう.

これには readdir 関数を使用します.

readdir("./Documents/")