Project.vim¶
Last Change: | 20-Apr-2016. |
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Author: | qh73xe |
Reference: | https://github.com/vimplugin/project.vim |
Project.vim は プロジェクト単位で vim を操作するプラグインです。 個人的には vim でファイルを操作している際には、必要なファイルを必要な時に一つだけ開くのが好きなのですが、 それでも複数ファイルを意識しながらファイル操作を行っていきたい場合はあるかと思います。
このような際に比較的単純な仕掛けのファイルエクスプローラがあるのは便利かと思います。
導入方法¶
個人的にプラグイン管理は全て neobundle に一任しているので(そろそろ変えてもよいのですが) github から導入を行いたいと思います。
導入に際し注意すべきは同じ名前で良く似た URL の vim プラグインが存在することでしょう。 このページで対象にしているプラグインは以下の URL のものです。
neobundle の説明は省略するとして、以下のような設定を追加します。
NeoBundle 'vimplugin/project.vim'
使い方¶
とりあえず、プラグインの導入が済んだら、 プロジェクト単位で管理をしたいディレクトリに移動します。
その上で、 :Project と入力をすると、
project.vim が起動します。
初期状態では何もない状態ですので C
を入力します。
すると対話的なインターフェースで設定を行うことができます。
以下のような感じで設定を行って行きます。
Enter the Name of the Entry: " プロジェクト名の指定
Enter the Absolute Directory to load: "プロジェクトのルートディレクトリまでの絶対パス
Enter the CD parameter: " プロジェクト内のファイルを開いた時に、どのディレクトリに移動するのか
Enter the File Filter: " プロジェクトとして管理するファイルの指定(*.txt *.task のような感じで)
設定が修了すると、次回から Project コマンドでファイラーが起動します。
ここで作成した設定ファイルはデフォルトでは ~/.vimprojects
に保存されます。
そのため、必要に応じて、このファイルを直接編集してしまうのが楽かと思います。
設定¶
コマンド指定¶
自身の vimscript 上に以下のような記述をすると、 project.vim で走らせるコマンドを指定できます。
let g:proj_run1'!git add %f'
複数個のスクリプトを用意したい場合、 proj_run1, proj_run2 のような感じで指定していきます。 コマンドを実行する際には このコマンドの対象になるファイルの上にカーソルを置き、 :kdb:‘1’ のようにすればよいです。 この機能は例えば html の編集をしている時にブラウザの挙動を確認したいときとかに便利でしょう。
複雑なコマンドを走らせたいとき、(デバッカーなど)は、予め shell を組んでおき、 これを vim 上で走らせるのがよいかと思います。