ssh : サーバーとの接続

このページには ssh コマンドに関する Tips を記述していきます. なお, 対象としている OS は Linux のみです. windows はもとより, Mac の場合に関してもうまく行かない又は, 設定を行う必要のないことを記述するかもしれません.

また, このページは ssh コマンドを使用したことのある場合を対象に記述を行います. そのため, 鍵の公開の仕方やコマンドの基本的な使い方の説明は省力します.

ssh の設定を行う

このTipsは接続先のサーバーが ssh 接続をしており, 秘密鍵を必要とする場合に便利です. ~/.ssh/config というファイルを作成することで ssh コマンドを楽に使用することができます.

この設定を行うと, 以下のコマンド

$ ssh -i (秘密鍵ファイルのパス) ユーザ名@サーバーアドレス

$ ssh サーバー名

くらいには省力できます.

URL を省略する

~/.ssh/config ファイルに設定を記述します(なければ作成すればよいです). そこに以下のように記述してください.

Host ホストの登録名
  HostName ホストのURL
  • ホストの登録名 : ローカルPC に登録される名前です. そのため,任意に設定すればよいです.
  • ホストのURL : サーバーのアドレスを記述します

これでファイルを保存すると以下のような記述でサーバーに接続できるはずです.

$ ssh ユーザー名@ホストの登録名

少し記述を省略できましたね. 以後, ~/.ssh/config の記述を増やします.

秘密鍵のパス, ユーザー名を登録する

ここから一気に設定ファイルを晒してしまいます.

  • /.ssh/config
Host ホストの登録名
 HostName ホストのURL
 User ユーザー名
 IdentityFile 秘密鍵までのパス

このように設定すると

$ ssh shinzan

のみでサーバーに接続することができます.

Time out を防ぐ

ssh でログインをしている際,それなりに実行時間のかかる処理をしていると Time Out することがあります. これを防ぐには ローカル,もしくは サーバー側の設定ファイルに以下の設定を追記します.

.ssh/config
ClientAliveInterval 15

この設定は ssh に通信の生存確認をさせる設定です. 設定した時間に応答がないと, ServerAliveCountMax の回数(デフォルト値: 3)応答確認し、応答がないとタイムアウトします.